今日仕事の帰りの電車で座ってメールを打っていて
自分の最寄りの駅に着いたので
ふと顔を見上げたら
好みを絵に書いたような人が立っていた。
年は30半ば、自然な短すぎず、長過ぎない髪。
Tシャツに古着なのかな?こだわりのありそうなグレーのトレーナー
斜がけの使い古したかばん、コデーデュロイのパンツ。
優しそうな頑固そうな瞳
その人のまわりだけ、静かなに時間が流れてそうな・・・
そんな感じの人(1秒観察)
すごく懐かしい気がして
ほんとに一瞬で「わっ!」ってなって
たぶん私がそんな顔したから
向こうも「ん?」(知り合い?)って顔して
でも駅に着いた瞬間なので、もちろん降りなきゃで
すみません、って言ってその人の前を横切って
ホームに降りました。
その時間3秒。
なんか後ろ髪ひかれた。
はぁ〜、なんかせつない。
3秒で恋して失恋した感じ。
でも、さすがに3秒じゃどーにも出来ません・笑
10分あっても、どーも出来ないけど。
でも3秒の失恋、ちょっときゅんとなって
シアワセだった。
秋だからかしら。おセンチモードなのかしら?
今日お気に入りの服着ててよかった。
髪も今日はいい感じだと自分でも思ってた。
久々にコンタクト、化粧も直してたし。
なんのお出かけもないのに、珍しい。
たぶん神様がこの3秒のために
準備してくれたのでしょう。
ありがとう。
1本映画を観たような時間でした。