ハチミツとクローバー 8 (クイーンズコミックス)

あぁ、なんか今日は語ってしまいそう。ウザい文章書いてしまいそう。
とりあえず、すでに2回読んでしまいました。
やっぱりね〜。この作品には思い入れがあります。他人事じゃない。
ファンはたいていそう思うものだと思いますが...
まず環境がくるんだなー。
といっても美大とかそんな立派なもんではなく私が通ってたのは小さな専門学校。
事務局と警備員のおじさんと仲良くなって試験休み中でも
有志でデッサンの勉強するなんて言ってデッサン室をあけてもらって
だらだら集ってました。ホントにデッサンしてたことなんてあったかな?
お菓子や手作りの料理持ち込んでラジオ流しながら、落書きばっかしてた気がする。
集まっているメンバーがまた不思議でお互い普段学校でつるんでるメンバーと違うの。
短大出てから、社会に出てから、大学をドロップアウトして...
そんなはみだしものばかり。なんだか私達は馴染んでるようで10代の友達と
馴染みきれてなかったんだなぁ。きっと。
だからこそ、なぜか気の合うメンバーでした。
みんなのこと、大好きだったけどその才能に嫉妬もしてた。
当時はまだ自分の出来ることと、出来ないことの区別がつかなかったからね。
今でもみんながんばってるんですよ。
そのメンツは描くのを完全にやめてしまったコはいない。
A君って男の子がいて、本当に本当に才能があった。
でもそれをアピールする才能はなくって
今は古着屋の店長やりながら、頼まれたらバーに飾る絵とか壁画とか書いてる。
(今でも私は彼は世に出るべき人だと思う。どうしてあげればいいかわからないけど)
Kちゃんはあれから2册絵本を出したし、
Wちゃんはマンガに方向転換してマイナーな雑誌だけ
どがんばってるし。私もまぁ、ぼちぼちと...。
数年に一回はこの頃のメンバーでグループ展もしてるしね。
まぁ不思議と私達の恋バナはなかったけど。



今回の巻は恋の話満載でしたね。
もう胸がきゅんきゅんで痛くて泣きそうです。
はぁ、わかる〜。あ〜そうなの〜。
誰に自己投影していいんだかわかんないくらい(しなくていい)
恋ってツライよね〜。でもまたしたいなぁ〜。
でも、もうあんな風には出来ないだろうなぁ。
でもやっぱあゆかな。思い入れ手しまうのは。私にも真山がいたから。
私の真山も、彼のリカさんがいて彼女の別の人との1週間前結婚破談から5年もかけて
彼女を手にいれました。それはもう痛々しい姿だった。
そして私は最初から最後まで見届けました。
いや、それ以上だな。結婚式、二次会の手伝い終わって最後の荷物持って
ふたりの新婚初夜のホテルの部屋で新郎新婦と数人の友達で乾杯したもん・笑
「疲れただろ、そこ座れ」って言われたけど、
「ワンピースがシワになるから」ってずっと立ってたのは最後の抵抗だったんだ。
なんで私がふたりのベットに座んなきゃいけないのよ?
でも私も真山がアユを大切にしてるように、すごく大切にしてもらった自信があった。
特別にしてもらった。妹みたいに。みんなが不思議がるくらいに。
星座も血液型も動物占いも、とにかくやる占い全部同じ私を
彼は『俺と同じ人間』っていつも言ってた。だからわかるんだって。
きっと生まれる前も一緒にいたねって。たぶんお前の子供だったことがある気がするって。
ははは...天然な人だったんです...。
普通そんなこと言われたら、誤解するよねー。私はしなかったけど。
だって彼がどんなに彼女を好きか痛いほどわかったんだもん。同じ人間だから。
あぁ、久々に泣けてきた。しかもこんなこと全世界に発信してる私はバカだ。
今は夜中だから勢いまかせて書いてるけど消すかも。
でも今は書きたいから書いちゃう。ぜんぜんハチクロの感想じゃないけど。
1番に好きな人、2番目に好きな人、あれからもこれからもそれなりにいたし、
現れると思うけど審査員特別賞の席には真山(違う)しかいないのです。
私には野宮なんて現れないと思う。
私は今すごく幸せで楽しいこともたくさんあって、いろんなことで恵まれてると思う度
でもそれはあの人を手に入れられなかった神様からの代償だと心の何処かで思ってる。
あぁ、ホントに私は何書いてるんだ...アホだ...頭おかしい。